BG-100 CUSTOM |
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自慢板でのろけなさいというお勧めなので
今日,ユルユルだったサドルを交換しました。 せっかく弦を外したので,内部の写真を撮ってみました。
すると,2つの発見が!
その1: ブレイシング サウンドホールから覗いただけでは分かりませんでしたが, Xブレイスの下半分だけスキャロップされていました! 理想のサウンドを求めて試行錯誤した結果でしょうか?
つづく…
by Jimmy | |
2009年1月22日(木)22:27 | トラックバック(0) | 画像掲示板 | 管理
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1: BG-100 CUSTOM ②
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| 内部画像からの発見
その2: ブリッジプレート たぶんローズだと思いますが,やたらとデカイです! Xブレイスとその下のサブブレイスに囲まれた部分のほとんどを占めています。 これによるサウンドへの影響はどんなものでしょうか?
さて,新しいサドルを牛骨から丁寧に削りだして,ジャストフィットさせ,点接触になるようにオクターブ調整もしました。 12Fの弦高は,1弦:1.6mm, 6弦:2.3mm ですが,それでもサドルの余裕は3mm近く残っています。
ジャストフィットしたサドルの効果は
これはスゴイです!! 今までも十分素晴らしかったですが,さらに別物になりました
単音の芯が太くなった上に倍音やサスティーンも明らかに向上。 軽いタッチで弾いても反応が速く,それでいて温かでふくよかなりヴァーブ感。 この枯れたサウンドは,高級ギターでも新品には出せないでしょう。 その辺の Vintage Martin にも全くひけをとらないと思います。
サドルの調整だけでここまで変わるとは,正直思いませんでした。 なんというポテンシャルを秘めたギターだったんでしょうか!! これだけちょっとしたタッチを音に反映できると,本当に弾いていて楽しいです ただ,レスポンスが良すぎて,ちょっとしたミスタッチも思いっきりばれてしまいます。
これだけの Vintage Sound を出せる国産ギターは,他にはまずないのではないでしょうか。 Old Headway や S.Yairi,Yamaki などにも素晴らしい個体はありましたが,この枯れた感じは経験がありません。 やはり,これはKasugaのオイルニス・フィニッシュに負うところが大きいのでしょう。 Vintage Sound は,塗装が退いて艶がなくなってきてボディと一体化して出てくるということを聞きます。 国産ギターはせいぜい1970年前後からまともなものが出てきましたから,薄いラッカー塗装でもなかなか Vintage とはいきません。 その点,The Kasuga はもともと塗装がボディと一体化して,ルックスも 60年以前のMartinのようですから,枯れた音がするはずです。
いやあ~,ホントに素晴らしいギターを手に入れました。 もうこれ以外には要りません! (本当か?)
遠慮なくのろけてしまって,失礼いたしました m(__)m
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by Jimmy | 2009年1月22日(木)23:09
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2: くうぅぅぅ〜
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| 半スキャでしたか、、、男はノンスキャロップ!(意味不明)、、、ちょっとショックです。 しかし、、、さらに嫉妬心がヒートアップしてまいりました。 割れ留めはガムテですね?同じだ。初めての単板がこれだったので初めはショックでしたが、今は、だから何か?みたいなかんじです。
トップは出てないですか?春日さんはトップが薄いのかそんなに強くはないように思います。わざとトップを出して作ってるのか?(そういうギターもありますが) って思いたくなるくらいです、我が家の春日さんたちは。
もっとたくさん写真とレポートをお願いします。 情報版のほうは古いものから順次消えていきますので、この、自慢版に記録をのこしてくださいませ。
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by じー | 2009年1月23日(金)00:57
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3: 詳細画像1: ヘッド&ペグ
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| 幾らか撮った画像を紹介します。
まず,ヘッドはお決まりの The Kasuga ロゴ。 はっきり言って,このインレイワークは下手くそですね
ペグは GROVER #98 オープンバックです。 雰囲気はありますが,操作性は近年物と比べると当然イマイチ。
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by Jimmy | 2009年1月23日(金)17:02
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4: 詳細画像2: トップ
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| トップはかなり目の詰まったスプルース。 木目はあまり均一ではなく,以上に詰まった部分とやや広めの部分が交互にある感じです。
ネックには白のバインディングがありますが,個人的にはないほうが好みです。 このバインディングのせいで,フレット端の処理がちょっと甘いです
ロゼッタやバインディングはシンプルな白黒。 指板とブリッジのエボニーは着色されていません。 牛骨サドルと人工鼈甲のブリッジピンは交換したものです。
オイルニスフィニッシュだと分かりにくいですが,結構弾き込まれた跡があります。 これも鳴りに貢献しているはず。
このトップの貫禄ある雰囲気,大好きです
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by Jimmy | 2009年1月23日(金)17:15
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5: 詳細画像3: バック
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| ハカランダではないかと思っているバック材。 ほぼ柾目に近い,結構いい材料ではないでしょうか?
センターストリップはヘリンボーン。
ストラップピンは自分で付けました。 ビスが結構太目のものだったので,下穴を空けるときと取り付けるときはちょっと緊張しました。 ストラップピンが付いていると嫌がる方もいますが,私には必需品。 座って弾くときにもストラップをしている方が楽だし,いいポジションで弾けます。
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by Jimmy | 2009年1月23日(金)17:23
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6: 詳細画像4: サイド
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| これも柾目のブラジリアン かな?
バックもそうですが, The Kasuga 独特のザラザラ塗装。 細かい穴というか溝というか虫食い状になってます。
見掛けは悪いが,これが鳴りの秘密だよ
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by Jimmy | 2009年1月23日(金)17:28
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7: ブッ!
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| 鼻血が、、、、
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by じー | 2009年1月24日(土)21:50
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8: BG-100C
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| 画像からなので断定出来ませんが、本当にブラジリアンのように見えますね。しかも、すっごい柾目に近い。ロゴの形やシリアルからすると、結構初期っぽいのですが、OOOタイプを最初からリリースしていたのか?謎ですね。 ネック横にバインディングの入るのは確かBG150のみで、他は120,100,80とも無しだったと思いますので、型番はBG100だけど実質150なのかもしれませんね。私のBG150もバック板はわりと良い材料ですが、サイド板にここまで目の詰まった柾目を使っていませんし。
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by TAKE | 2009年1月25日(日)00:10
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9: カスタム
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| > TAKE様
コメントありがとうございます。
BG-100 CUSTOM という型番ですが,WEB上に情報があるもう一本の個体↓ と仕様は全く同じように見えますね。
http://plaza.harmonix.ne.jp/~kosimizu/otakara/0006a/index.html
ということは,カスタムといっても個人のオーダーではなく,最初からカタログ外の特別仕様を数本製作したか,ショップオーダーか何かということになるでしょうか?
いずれにしても貴重なギターであることは間違いなさそうですね。 機会があれば,有名なショップにでも材質等鑑定していただきたいと思います。
ちなみに,入手して一週間ほど経過しましたが,結構お天気屋さんのようで,その時によって調子の違いが大きいように思います。 本当に小気味よく,コロコロと鳴る時もあれば,「アレッ?」っていう感じの時も… しばらく弾いてスタンドに置き,次にまた弾いたら印象が違ったり。 まだ癖がつかめていません 弦も調整用にショボイ S.Yairi弦を張ったままなので,早めに張り替えて試してみたいと思います。
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by Jimmy | 2009年1月25日(日)08:23
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10: 実に素晴らしい・・
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| >Jimmyさんへ
出音が天候等の変化にとても敏感、ってのはうちのもですよ! 思うに、このギターはオールドマーティンのプロが見ても急に目が真剣になる位のクリティカルなものなので、サドル等の調整もこのギターだけは自分では手を出せません。 お願いしている方の意見で、MartinのMarquis弦「ブロンズ」(フォスファではない) を使ってみましたが、今の所確かにこの弦がベストですので私もオススメします。
カスタム仕様と言うのは春日の場合は結構あったようです。BGのハカランダカスタムは当時の価格で30万近くしていた、との情報を以前に頂きました。いずれにしろ、うらやましいもうらやましいですが、こんなオールドマーティンにも負けないような柾目に近いブラジリアン仕様があったのを見てうれしいような気分でもあります(笑)
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by TAKE | 2009年1月25日(日)09:43
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11: BG-100F
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| はじめまして。 wataと申します。
当HPはほぼ立ち上げの頃から拝見しておりますが、 やっと登場しましたね、BG-100F。 WEB上でも2本目の画像というくらい情報の無い機種なので楽しみです。
Dタイプは要らないけど、Fは私も欲しいです・・・もう1本。
しかし、ひとケタで入手出来たというのは奇跡としか言いようがありませんね。 おめでとうございます。
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by wata | 2009年1月25日(日)19:27
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12: ほほ〜
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| TAKEさん無事復帰できたようですね。 オーダーするとそんなにしたんですか?びっくり! wataさんいらっしゃいませ。 すでにFをお持ちですか。うらやましい! ぜひ、自慢版におねがいします。のろけてくださいまし。
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by じー | 2009年1月25日(日)22:44
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13: お騒がせしてます
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| >じー、さんへ
この掲示板はFCじゃないので、以前から見られています。 情報板の方は相変わらずだめですわ・・。
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by TAKE | 2009年1月25日(日)23:06
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14: 更なる爆音を・・・
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| マーチンSPブロンズのミディアムも試してみてください。 硬くて押さえ辛いのでは・・・と思われるかも知れませんが 弦高が低いのと三角ネックの万力効果で すぐに馴染むと思いますよ。
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by wata | 2009年2月8日(日)23:53
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15: 追記します
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| 3年ほど前からお気に入りの弦で Acoustic SP ブロンズのミディアム MSP3200です。
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by wata | 2009年2月12日(木)00:24
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16: Vintage Martin との比較
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| ご無沙汰しております。 その後, The Kasuga 君には,ピックアップの装着などして楽しんでおります。
本日,某有名店で,1943年の Martin 00-18 を試奏してきました。 エボニーロッドバー仕様ですから異常に軽量で,素晴らしいヴィンテージギターでしたが,正直,うちのKasuga君の方が上だと思いました もちろん,ハカとマホの違いは大きいですし,親バカ(?)はあるとは思うのですが,もともとマホ好きの私が, WarTime Martin より国産の方が良いと感じるというのは凄いことだと思います。
まさに,「春日楽器恐るべし!」だと思います。
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by Jimmy | 2009年3月16日(月)22:29
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17: 親ばか
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| Mとくらべても仕方ありません。MはMで、春日はカスガです。どんなに弄ったってかわりません。 あるとき、Mギターの演奏の背後で、ふだんちまちまとしか弾いていなかったBG-80でフルストロークかけたら振り向かれ、あっけにとられた顔をされました。自分でもびっくりしました。
時間を経た春日サンを悪く言う人はいないです。いまのところ、、
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by じー、 | 2009年3月17日(火)00:27
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