謎のThe kasugaギター |
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| 初めまして。
先日縁あってThe kasugaのギターを手に入れたのですが、ネットで調べてもまるで素性が分からず、こちらならばもしや分かる方がいるかも・・・と思い書き込みさせて頂いた次第です。
簡単ではありますが、私の分かる範囲で当機のご説明をさせて頂きます。
形状はギブソンJ-45のようなラウンドショルダーです。
トップはスプルースなのかエゾ松なのか分かりませんが、単板です。 サイド・バックは合板のようですが、私の知識では何の材を使っているのか分かりませんでした。 マホガニーにしては、木目がハッキリしている部分がありますし、何よりコア材のようなラメ(輝き)があります。(ローズでは絶対ないように思うのですが・・・)
指板とブリッジはローズだと思います。
ピックガードは付いていた痕跡が全くないので、はじめから無かったものと思います。
ラベルは貼ってありませんし、ネックブロックにも型番等のスタンプはありません。
ヘッドのロゴ部分だけですが、こちらにも記載のある「NW-800」という機種に似ています。 もしかすると同じ年代に製造されたものかも知れません。
入手してからというもの、ネット上でアップされているカタログ等の資料を色々と見てまわりましたが、手がかりに結びつくような収穫は得られませんでした。
もし、ご覧の皆様の中で何かご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかご教授頂けませんでしょうか? よろしくお願い致します。
by ちゃん | |
2010年1月29日(金)23:56 | トラックバック(0) | 画像掲示板 | 管理
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コメントを書く(現在19件) |
1: 追加の画像です。
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| トップのアップ写真です。
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by ちゃん | 2010年1月29日(金)23:58
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2: 追加の画像です。
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| ヘッドのアップ写真です。
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by ちゃん | 2010年1月29日(金)23:59
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3: 追加の画像です。
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| バックのアップ写真です。
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by ちゃん | 2010年1月30日(土)00:00
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4: 追加の画像です。
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| もう1枚バックの写真です。 弦の在庫を切らしていて、音出し出来ないのが残念ですが、本体が非常に重いので鳴りは微妙かも知れません。(重いのは多分サイド・バックの木のせいだと思います)
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by ちゃん | 2010年1月30日(土)00:05
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5: これって
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| ちゃんさんらっしゃいませ。 てっきりドレッドノートスタイルかと思ってましたら、ちがったんですね。 春日さんでギブソンスタイルっての自体が珍しい気もしますね。
はい。NW-800なんかと同じ系統のものでしょう。この系統をみるのは3本目です。
素性は、、、、さっぱりわかりません。 ’80年代おわりから’90年代はじめころの輸出仕様との噂もありましたが、 どうでしょうねえ。もろバブル期ですな。
重たいですか。うちの800も重たいです。 どうも、うちの800はきっと未完成の本体のストックだかにパーツをあとでつけたみたいな感じです。 塗装もなんか、これから研磨かけようとしたところで中断!みたいな、 決してサテンフィニッシュではないです。
けっこうカッチリとつくられていまして、前のオーナーもそんなに弾いていたわけではなかったようなので 鳴りはいま一つでしたが、たぶん、使っていくうちに突然くるとおもいますよ。うちのはそうでした。
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by じー、 | 2010年1月30日(土)23:48
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6: 結構鳴ります!
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| じーさん、コメントありがとうございます。
実は昨日、弦を購入し張り替えて鳴らしてみたんです。
「ジャララ~ン」と思いのほか大きな音で鳴るのでビックリしました! 新弦のためか、ややギラつきすぎの感はありましたが、数日慣らしてやれば、更に大化けする予感がします。
じーさんのおっしゃるように、もしバブル期に作られたものだとしたら、まだまだ若いですよね。(トップの焼け具合は70年代のギターのようですが(笑) 今後の音の経年変化にも注目してみたいと思います。
白状しますと、実は春日のギターを所有したのは今回が初めてだったのですが、その音を聴いてファンの方がたくさんいらっしゃる理由が分かったような気がしました。 これから興味を持ってしまいそうで怖いです・・・(また本数が増えてしまう(笑)
NW-800も重いんですか~。 バックの木目からしてハカランダですよね。 ホレボレするような豪快な板目ですね~、いいなぁ(笑
塗装までは見ていませんでしたが、荒は感じなかったので、しっかり仕上げられていたんじゃないかと思います。 帰ったらもう一度確認してみます。
私のもトップの材は、目が細かいとても良質な材を使っていますね。 価格は分かりませんが、サイド・バック合板ギターのトップ材にしてはもったいないぐらいの材だと思います。 良心的なメーカーだったんですね。
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by ちゃん | 2010年2月1日(月)09:08
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7: そうそう
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| トップの板はたぶん結構良質のものをつかってると思います。 材料オタクではないので詳しくはわかりませんが。 サイド、バックの色もいいですね。たしかにマホにしては木目がはっきりし過ぎてちがうかな?
The kasugaを冠したのにサイド、バック合板を貫いたってことは、やはり輸出用だったのかもしれませんね。 BGシリーズとはまったく別物のコンセプトでしょう。
とにかく、初カスガ。おめでとうございます。 合板D-300あたりの程度の良いものを手に入れると虜になるかもしれません。
型番とかはわかりませんが、ちゃんさんのとうちの800を並べてみたいものです。
重さに関しては、まあ、軽いのが良いギターというわけでは決してありませんから。 管理人のほ〜ぷさんから譲り受けたD-18は、音もプレイアビリティも素晴らしいのですが、めちゃくちゃ重いです。
また、今後もインプレッションどんどん載せて下さいませね。
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by じー、 | 2010年2月1日(月)21:43
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8: 早くも鳴りに変化が・・・
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| おはようございます。
昨晩帰宅してから塗装を確認してみたのですが、うちのはそれこそサテンフィニッシュなのかも知れません。 トップにつやはあまりなく、手で触ってもマットな感じです。
ただ、塗装のことはあまり良く分かっていないので、もしかしたら全然違うのかも(笑
少なくともラッカーやウレタンのような光沢はほぼありません。
それより驚いたのが、昨日改めてギターを鳴らしてみたのですが、別人に変わっていました! 何でこんなに鳴るの??っていうぐらい凄い鳴りです・・・。
鳴りの大きさだけなら、うちのギターの中でもトップ3に入りますね。
いやはや、春日の合板恐るべし・・・。
調べてみると、K.Countryシリーズは高級機種でもサイド・バック合板なのですね。 HC-1500?当時で15万もする高級ギターでもサイド・バック合板とは驚きです(笑
ツリー・オブ・ライフとネックの彫刻にお金がかかってしまったんでしょうか。 それとも、何か他に合板を選択した理由があったのかな。
でもHC-1500にもオール単板ものがあるみたいなので、やはり合板を選択したというよりも、コストの問題だったのでしょうね。
じーさんお勧めのD-300は虜になるような機種なんですか?? それは興味深い・・・(笑
いままで、同価格帯のオール合板もので驚いたのは鈴木バイオリンのスリーS W-300でしょうか。 あれは鳴りもコストパフォーマンスも素晴らしいと思いました。
BGシリーズは本当に凄いみたいですね。 以前オークションに出ていたBG-100を落とそうと9万ぐらいまで粘りましたが、結局10万ちょっとでさらわれてしまいました。 小遣い制のサラリーマンですので、9万でも清水の舞台から飛び降りる気持ちだったのですが(笑
機会があったらBGの音も聴いてみたいものです。
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by ちゃん | 2010年2月2日(火)09:03
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9: 当りだったようですね。
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| トップはたしかにサテンフィニッシュのようなかんじに仕上がってますが、 サイドバックはなんだか塗装ムラみたいなハケの痕みたいなのが残っていて、 これから研磨でもするのかな?みたいな状態です。ネックはマットなかんじで光沢抑えめなしあがりです。
合板を使う理由は、、、輸出仕様がおおかったからかもしれないですね。より乾燥した国へ輸出するのですから。 木目を優先したりとかもあるかもしれません。
オーダーすればオール単板仕様とかも作ってたっぽいです。 そうなれば、値段も多少たかかったのかもしれませんね。
ただ、’70年代の国産メーカーはそれこそ、材料があれば惜しげも無く使いまくったような風潮でもあったのでしょうか。 某ヤ◯キさんとかも値段に見合わないようなものをばんばん使ってたともききますし。
オール合板ギターですが、それはそれで別世界のものですのでトップ単板ギターと比較してはいけないのかもしれません。 でも、なかなか。30年以上経っているものであればどこのメーカーのものでも、おお!って感じるものがゴロゴロしてると思いますよ。 それぞれのメーカーの特徴もよく出てるようです。
D−300は私の中では基準となっているだけなのでほかのものでも良いのですが、K.C.合板マニアの方がここには何人かいるので、 その方々に語っていただきましょうかね。よろしく!
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by じー、 | 2010年2月2日(火)20:55
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10: なるほど~
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| なるほど、合板使用の理由としてはすごく説得力がありますね。 確かに、輸出をするとなると日本とは全く環境が異なる国にいくわけですから、より剛性の高い仕様にせざるを得なかったんでしょうね。
Martinなどの舶来ギターは逆に日本に来るとアチコチ不具合が出たりすると聞きます。(単純に気候のせいかどうか分かりませんが、Martinのネック起き現象なんかは有名みたいですし)
ヤ〇キは鳴りが凄いと聞くので、一度手にいれようと思うのですが、なかなか縁がなくいまだ手にしたことがありません。 国産オールドギターマニアの方にはヤマキが一番とおっしゃる方もいらっしゃるぐらいなので、ぜひとも弾いてみたいのですが・・・。
オール合板ギター限定でのお話であれば、私が一番驚いたのはヤマハですね。FGシリーズの赤でも黒でもないものでしたが(当時定価5万くらいのもの?)、リバーブがかかったような音ですごい鳴りでした。 ただ、好みの音じゃなかったので、手放してしまいましたが・・・。 鳴りの大きさだけで言えば、オール単板よりオール合板のほうが鳴っているものが多いように思います(あくまで個人的見解ですが(笑)
じーさんのおっしゃるように、私も単板ギターと合板ギターはそもそも比較すべきものではないように思います。 なんというか、ローズとマホガニーのギターのように、音色や鳴り方が最初から違うものを比べるのは滑稽ですよね。 同じように単板と合板はもともと材としてのスタート位置や方向性が違うものなので、単純に比べることは出来ないと思います。
よろしければ、ぜひ合板マニアの方のご意見もぜひ伺ってみたいものですね(笑
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by ちゃん | 2010年2月3日(水)08:59
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11: びっくり新発見!
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| 個人的に驚きの新発見がありましたので、ご報告させて頂きます☆
今日何気なくギターを眺めていたら、おやっ・・・何かオカシイぞ??と妙な違和感を覚えました。 その原因を探るべくじーっと見続けていたら「!!!」
ナントびっくり、ボディ厚が左右でまるで違うじゃありませんか!
よく近づいて見ましたが、どう見ても歪みとか変形の類ではなくもともとの形状です。 「何でそんなこと今まで気付かなかったの?」というツッコミはやめて下さい(笑
近年の個人製作家の作品では、このようなものも見かけたことがありますが、(もちろんネット上でだけです(笑)春日のように量産型のメーカー品では初めて見ました。
当時、春日ではこの様なスタイルのギターをごく普通に製造していたのでしょうか・・・。 だとしたら、恐るべし春日・・・!
もしかしたら、鳴りの凄さの秘密はこのボディ形状にあるのかも知れません。
あ~、ほんとにビックリした~(笑
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by ちゃん | 2010年2月7日(日)22:27
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12: すてき〜!
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| たぶんわざとそうしてるみたいですね。 工作精度のレベルからはかけ離れた違いですから。 このへんのシリーズは、といっても3本しか知りませんが、いろいろな実験的要素がみられるようです。 うちの800は分離サドルですし5ピースネックです。 もう一つのエレアコは各弦独立のピックアップサドルだったようですし。
抱えていてなんか違和感ないですか?
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by じー、 | 2010年2月8日(月)21:02
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13: 私は鈍感みたいです(笑
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| じーさん、こんばんは。
恥ずかしながら、抱えていて何の違和感も感じませんでした。 (そんな鈍感なやつですから、昨日まで気付かなかったんです(笑)
今改めて抱えてみましたが、やはりおかしな違和感は感じられませんね。
じーさんのおっしゃるように何らかの実験的意図があったにせよ、このアイデアは他のメーカーと比較して突出してますよね・・・。 それをきちんと形にする技術力もすごい・・・
ますますファンになりそうです(笑
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by ちゃん | 2010年2月8日(月)22:34
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14: たいへんたいへん!
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| ちゃんさん、厚みが違うなんてかわいいものよ! こんなんみっけました。 レオ バーレル(でいいのかな?)さんという製作家のものらしい。 欲しいか?といわれれば、、、、だけど、見てみたいです。どんな構造してんだろか?
ヤフオクからの無断転載です。あかんやったら御一報。
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by じー、 | 2010年3月20日(土)22:26
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15: おお、これは・・・
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| すごいシェイプですね・・・(笑
当然、何かしらの意図があるんでしょうが、弾きづらくないのかな??(弾きづらかったら売り物にしないか(笑)
こういう他とは違う工夫をしているものは、純粋に見ていて楽しいですよね。 もしかしたら新しいトレンドを生み出す可能性もありますし、今後もぜひ頑張ってもらいたいです☆
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by ちゃん | 2010年3月23日(火)10:34
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16: でもこれって・・・
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| 経年変化が起こった時、問題起きないんでしょうか(笑
この湾曲面だけで材に結構負担かかるような気が・・・ その負担に弦の張力が加わったら・・・見た感じ均等に力が加わりそうにもないですし(笑
リペアマン泣かせの逸品になるかも知れませんね。
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by ちゃん | 2010年3月23日(火)10:38
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17: カスガのギター
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| カスガのギターを持っています。 30年以上前に購入したもので、音がとっても気に入っています。 最近思い立ってネットでいろいろ検索するのですが、同じものが全くないようです。内部にはBG-10とこくいんされています。購入時の価格は10万でしたが、糸巻きは高級なものに交換したと店員が言っていました。 何か情報をご存知でしょうか。
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by akahige55 | Mail | 2013年1月5日(土)22:27
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18: おおっ!
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| akahige55さん、こんにちは。
ついにこのシリーズも4本目ですね。
30数年前に購入されて、型番はBG-10ですか・・・。 私達と同じシリーズと思われるのに、型番が全然違いますね。
私のは型番なしなので何とも言えませんが、じーさんのともアルファベットのみならず、数字の桁数まで違うとは・・・。 同一シリーズでここまで一貫性がないのも不思議です。
もし可能であれば、全体やサイド・バックの写真なんかも掲載していただけませんか? とても興味がありますので、ぜひよろしくお願いします!
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by ちゃん | 2013年3月17日(日)19:19
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19: ああ〜っ!
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| akahige55さん、すみません。この板書き込んでも上がってこないからぜんぜん気づきませんでした。 BG-10。ほほ〜、全体像はどんなかんじでしょうか?BG-12もこのロゴでサウンドホール周りが貝だそうです。 (コレに関してはあまりつっこまないでくださいませ。一応当面オフリミットです。でもよく調べるとその謎が、、、) で、製造年はそれこそ30年くらい前ということで。BG-xxはオール単板のようです。でも、わゆるBG-xxxとは構造とかは違いそうですね。 どちらかというとHC-xxxの総単版みたいな感じではなかろうかと想像しています。 ちゃんさん、うちらのはたぶんはみ出しものだとおもいます。うちのなんかポリッシングすらされていないような状態ですから。
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by じー、 | 2013年3月17日(日)19:44
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